分析採点マスターでの得点の詰めかた

分析採点マスターでの得点の詰めかた

こんにちは

分析採点マスターの話をする前に、まずJOYSOUNDのMAX2、MAXで採点をする場合は、全国採点GP・分析採点マスター両採点の採点エンジンは共通ということを知っていただきたいと思います。
なので全国採点GPで高得点を残すには、分析採点マスターで練習を積み重ねることが重要となってきます。

全国採点GPではある一定以上の高評価を得ている場合には速報値が93.000や95.000、98.000など切りのいい数値に切りそろえられて速報が推移していくリミッターが存在していることが知られています。
なので、全国採点GPで100点を取るには、よくリミッターコースとかカンストコースとかリミッターに乗ったとか呼ばれている切りのいい速報を連続して積み重ねていくことが重要だと知られています。

ではリミッターコースを積み重ねるにはどうすればいいかというと、100点を取っている人はよく抑揚が埋まったとかロングが欠けたとか言いますが、それまでの速報期間の間に分析採点マスターでいうところの各採点要素が基準以上の高評価を得ている(採点要素が埋まる)状況を作り出している必要があるということになります。

分析採点マスターでの各採点要素とJOYSOUNDの採点エンジンがどのような観点で各採点要素を評価しているかの私なりの推測の対応表を以下に示します

  

      

採点要素 JOYSOUNDの採点要素の説明

私の評価基準の推測

音程 歌った全体の音程一致率を基に点数化しています。

分析採点バー及びバーで表示されていない箇所の伸ばす箇所短く切る箇所も含めた部分(以下見えるバーと見えないバーと仮称します)の音程の一致度

安定感 音程がブレずに安定して歌唱できているかを表しています。

見えるバーと見えないバーの箇所を聴き取りやすい声でブレずに安定して声が出ているか

抑揚 Aメロ・Bメロ・サビなど、曲の展開に応じて抑揚をつけているかを評価しています。

見えるバーと見えないバーの箇所を大きすぎない「高音圧」で一定の音圧で声を出しているか
伸ばす箇所で適切に音圧の変化があるか

ロングトーン 正しい音程で、安定して声を伸ばせているかを表しています。

見えるバーの伸ばす箇所の音程の一致度と見えないバーの長さと音程にどれだけ一致して声を出したか

テクニック こぶし、しゃくり、ビブラートの3つをテクニックとして採点しています

こぶし、しゃくりも評価しますがバーで表現されてないこぶししゃくりは音程がマイナスになる。
そのため主にビブラートを適切に(音程のブレと判定されないくらいに)入れているか

これを見ると、音程、安定感、抑揚、ロングトーンの4要素はすべて「見えるバーと見えないバー」に対して一定の基準を満たしているかというふうに解釈することができます

では分析採点マスターの画面を見てみましょう


画面の左上の「音程」と表示された黄色い帯の部分には分析採点をしていくにつれ実際には折れ線グラフが表示されてきます(85%以上満たしていないとグラフの点が赤くなります)

このグラフは単に音程の一致度ではなく、上記「音程」「安定感」「抑揚」「ロングトーン」の評価、つまり「見えるバーと見えないバー」に対する評価基準の達成度を示していると私は推測しています。
なので、分析採点マスターで100点を取っている場合は、この黄色い帯のグラフの点が一番上をキープして推移します。

分析採点で得点を詰めていく場合はこの「黄色い帯のグラフの推移」を主に観察して、プレビューで自分の分析採点歌唱をお店で再生しながらグラフの点が一番上を推移しなかった理由(どの要素が欠けたか)を推測するのが近道だと思います。

例えば、普通にバーが連続している箇所で音程は合っていると感じるのに黄色い帯のグラフが一番上でない場合は、まず疑うのは声の音圧が足りない(抑揚が欠けている)か発声が悪い(安定感が欠けている)と判断します。
フレーズの最後の見えるバーが切れる箇所あたりを歌っている時に黄色い帯のグラフが一番上を推移しない場合は、見えないバーの長さと歌唱の長さが一致していない(ロングトーンが欠けている)と判断します。
音程が欠けている場合は下部の音程バーに一致していないのでわかりやすいと思います(譜割が間違っていてその間に音程が変化する場合などは注意です)。
音程が一致している場合はほぼ安定感も評価されているのでこの要素もわかりやすいと思います(聴き取りやすい発声かは判断していると思います)。

最後のテクニックに関しては上記の黄色い帯のグラフ(主に音程に関係する評価基準)とは真逆の音程の変化の評価基準です。
私は主にビブラートを適切に意図的に入れるように気にしたりしています。
なので、音程重視のJOYSOUNDの採点でテクニックを埋めるのは私は難しいと感じています(音程のブレと判断されない音程変化パターンになっているかという点で難しい)

またロングトーンも見えないバーの長さに一致もしくは近い長さにしないといけないのですごく面倒です。

私は分析採点マスターで得点を詰める時はこのような観点で詰めています。
異論はあると思います。あくまで私個人の推測です。

参考になれば幸いです。

追記:
よくTwitterのカラオケ関係のアカウントが、JOYSOOUND採点の最低点は68点とまことしやかにツイートしていますが、68点は全国採点ONLINE時代の最低点で、全国採点GPの現在は最低点は全国採GPも分析採点も50点です。
68点とツイートしているようなアカウントは古い情報をbotに任せて拡散しようとしている最低なアカウントなので、フォローしている人は即刻フォロー解除したほうがいいです。

追記2:
私が書いたAmazonのKindleアプリで読める非公式なJOYSOUND解説本「JOYSOUNDのカラオケを楽しむ基礎講座: MAX2・MAXを中心に」は以下のリンクから購入可能です
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